うぃあ津軽衆/津軽言語学/辞典:か行
津軽弁辞典:か行【165語】
- ~けぇ(回)[~ke’(:)]
- 名 ~回。【例】いっ・け=一・回、に・け=二・回、さん・け=三・回。
か
- かぁ[ka’(:)]
- 口語 (相手に物を渡すときの)ほらよ。【例】かぁ、けぇ=ほら、食べなさい。
- かぁっ[ka’:]
- 口語 (低い声で、あきれながら)あれまぁ。
- かいる(壊いる)[ka’ilu]
- 動 <自・上一>(物が)壊れる。【例】かいで・まったじゃぁ=壊れて・しまったよ。【派】かす(自)。
- かぐじ(垣内)[kagu’ji]
- 名 家の裏庭。
- かげる[kage’l]
- 動 <他・五段>(車やバイクで人や動物を)轢く。【参】ひっぱる(動)=運転する。
- がさえび[gasae’(n)bi]
- 名 シャコ。【参】身の大きさの割に殻の量(=がさ)が多いことから。
- がささなる[gasasa’nalu]
- 動 <自ラ五>量が多くてかさばる。【例】がささなる・はんで・なげなが=かさばる・から・投げなさいよ。
- かさぴた[kasapita’]
- 名 瘡蓋(かさぶた)。
- かさらっと[kasala’tto]
- 副 サラッと、少量。【同】さんじゃらっと。
- かしがる[kasiga’lu]
- 動 <自・五段>斜めに傾く。【例】かしがって・まっちゃぁ=傾いて・しまっている。
- かす[ka’su]
- 動 <他・五段>(物を)壊す。【例】さら・かせば・まね・はんで=皿を・壊すと・いけない・から。
- かだくら[kada’kula]
- 名 頑固者。【派】かだくらだ(形動)。
- かだふた[kada’futa]
- 名 (靴下など、2つ一組のものの)片方。
- かだる[kada’lu]
- 動 <自・五段>仲間に入る。【派】かでる(動)=仲間に入れる。
- かだわ[kada’wa]
- 名 半身不随で、片足が動かない人。
- かちゃくちゃね[k`achakucha’ne(:)]
- 形 <グ>イライラする様子。
- かちゃぺねぇ[ka(c)chapene’(:)]
- 形 <グ>(体格が)小さい。
- かちゃましぃ[k`achamasi’(:)]
- 形 <シグ>邪魔である様子。
- かちゃます[ka(c)chama’s]
- 動 <他・五段>(人や人の心を)かき混ぜる、混乱させる。【派】かっちゃましい(形)=邪魔だ、イライラする。【同】かます。
- かっ[ka’]
- 口語 (相手に物を与えるときに)ほらよ。【例】かっ、けぇ=さぁ、食べなさい。
- かつげだ[ka(t)tsugeda’]
- 形動 貧弱だ、痩せている。
- がっこ[ga’kko]
- 名 水、お冷や。
- かっちゃ[ka’ccha]
- 名 裏返し。【例】ふぐ・かっちゃ=服が裏返し。【音】かっちゃ(名)=お母さん。【参】かっぱ(名)=逆さま。
- かっちゃ[ka’ccha]
- 名 お母さん。【対】とっちゃ=お父さん。【同】あっぱ、おが。【音】かっちゃ=裏返し。
- がっちゃぎ[ga’cchagi’]
- 名 きれ痔。
- かっちゃぐ[kaccha’g]
- 動 <他・五段>引っ掻く。【例】ねごさ・かっちゃがいだ=猫に・引っかかれた。
- がっちゃめぎ[gacchamegi’]
- 名 (雪解けでや雨で)道がぬかるんだ状態。【派】がっちゃめぐ(動)=道がぬかるむ。
- がっちゃめぐ[gacchame’gu]
- 動 <自・五段>(雪解けや雨で)道がぬかるむ。【例】けんど・がっちゃめぃで・まっちゃぁ=道が・ぬかるんで・しまっている。
- がっちゃんこ[gaccha’nko]
- 名 ホッチキス。
- かっちょ[ka’ccho]
- 名 家を吹雪から守る防雪柵。
- かっつぐ[kattsu’gu]
- 動 <他・五段>追いつく。【例】あにさ、じゃま・かっつぐ・んでねぇな=お兄さんに、背が追いつく・んじゃぁないですか。
- かっぱ[ka’ppa]
- 名 逆さま。【参】かっちゃ(名)=裏返し。
- がっぱ[ga’ppa]
- 副 ①たくさん、どっさりと。【同】がっぱど。②すごく、たいへん。
- がっぱ[ga’ppa]
- 名 空き缶に紐を付けて足の下に履いて紐を持ち、竹馬のようにする遊び。
- がっぱ[ga’ppa]
- 名 女児用の高下駄、ぽっくり。
- がっぱど[gappa’do]
- 副 たくさん、どっさりと。広範囲で。【例】じぇんこ・がっぱど・もっちゃぁ=お金を・どっさりと・持っている。
- かっぽ[ka’ppo]
- 名 (水たまりや川に)靴が浸って中まで水が入ってしまうこと。
- かでぇ[kade’(:)]
- 形 <グ>堅い。【対】やっけぇ。【例】かでして・かいねぇ=堅くて・食べられない。
- かでる[kade’lu]
- 動 <他・下一>仲間に入れる。【派】かだる(動)=仲間に入る。【参】やっぱはまる=(無関係なのに)仲間に入る。
- かでる[kade’lu]
- 動 <他・下一>おかずにする。【例】ままさ・かでで・かなが=ごはんの・おかずにして・食べなさいよ。
- かでる[kade’lu]
- 動 <自・下一>世話をする、面倒を見る。【例】ばさま、かででで・けぇ=おばあさんの、面倒をみてて・頂戴。
- かなへび[kanahe(n)bi’]
- 名 小さいトカゲ。
- がに[gani’]
- 名 蟹。【例】がに・くぅてぇ・のぉ=蟹を・食べたい・なぁ。
- かに(堪忍)[ka’ni]
- 口語 堪忍してください。ごめんなさい。【例】かに、かに=ごめん、ごめん。
- がばっと[gaba’(:)tto]
- 副 たくさん、どっさりと。広範囲で。【例】じぇんこ・がばっと・もっちゃぁ=お金を・どっさりと・持っている。
- がふぇ[gafe’(:)]
- 形 <グ>格好が悪い、ださい。【例】がふぇぐ・ねぇ=ださく・ない。
- かぷける[ka(n)pukelu’]
- 動 <自・下一>カビが生えたようになる。
- かぷける[ka(n)pukelu’]
- 動 <自・下一>カビが生える。【例】このパン、かぷけで・まっちゃぁ・ねぇ=このパン、カビが生えて・しまっている・ぞぉ。
- かへぐ(稼ぐ)[kahe’ηu]
- 動 <他・五段>(大人が)仕事をする、働く。(子供が)部屋や物を汚す。【例】わい、なんぼ・かへぐ・っきゃぁ=あぇまぁ、なんて・散らかして・くれるのでしょう。
- がほんず[gaho’nz]
- 名 大馬鹿者(「ほんず」の強形)。【派】ほんず/ほんずなし(名)。
- かます[kama’s]
- 動 <他・五段>かき混ぜる。【参】かっちゃます(動)=(状況や人を)混乱させる。
- かまどけし(竈消し)[ka(n)ma(n)dokesi’]
- 名 浪費家、お金がかかる人。【参】かまどの火を消すと、ご飯が食べられなくなることから。【派】かまどけす(動)
- かまどけす(竈消す)[ka(n)ma(n)mdo’kesu’]
- 動 <他・五段>破産する。【派】かまどけし(名)
- がまへる[gamahe’lu]
- 動 驚かせる、びっくりさせる。【例】かんに、がまへで・まったべ=ごめん、驚かせて・しまって。
- かまり[kamali’]
- 名 におい。【例】へんた・かまり・すぅ=変な・臭いが・する。
- かまりっこ[kamalikko’]
- 名 ①におい。②香水。
- かみ[ka’mi]
- 名 東京方面。
- がも[gamo’]
- 名 男性器。【同】はど。【派】がもげ=男性の陰毛。
- かもあし(鴨脚)[kamoa’si]
- 名 O脚。【参】鴨のような脚であることから。
- がもげ[gamoηe’]
- 名 男性の陰毛。【同】はどげ。【派】がも(名)=男性の陰部。
- かもる(構る)[kamo’lu]
- 動 <他・五段>かまう、ちょっかいを出す。【例】あいさ・だっきゃ、かもるな=あいつに・なんか、かまうな。
- からがぐ[karaηa’gu]
- 動 <他ガ五>縛る。
- からきじ[kalakiji’]
- 名 我が儘な人。【派】からきじだ(形動)。
- からきじだ[kalakijida’]
- 形動 我が儘な。【派】からきじ(名)=我が儘。
- からくしゃぐだ[ka’lakushaguda’]
- 形動 小生意気な。【類】いげじゃがしぃ。
- からくせぇ[kalakuse’(:)]
- 形 <グ>(鼻にツーンとくるように)臭い。【例】からくせぇ・パンツ=小便臭い・パンツ。
- からぽのやみ[ka`laponoyami’]
- 名 面倒くさがり。【派】からぽのやむ(動)、からぽのやみだ(形動)。
- からぽのやみだ[kalaponoyamida’]
- 形動 面倒くさがりな。
- からぽのやむ[kalaponoya’mu]
- 動 <他・五段>面倒くさがって手を抜く。【派】からぽのやみ(名)=面倒くさがり。からぽのやみだ(形動)=面倒くさがっている様子。
- からもむ[kala’momu]
- 動 <他・五段>(無駄に)考え込む、心配する。
- からやぎ[kalayagi’]
- 名 面倒くさがり。【例】からやぎ、このぉ=面倒くさがり、この野郎。
- からやぐ[kala’yagu]
- 動 <他・五段>面倒くさがって手を抜く。【派】からやぎ(名)。
- かりぃ[kali’(:)]
- 形 <グ>軽い。【対】もで/おもでぇ。
- かる[kalu’]
- 動 <他・五段>①買う。【例】いらねもの・から・さった=要らない物を・買う・ことになった。②(髪の毛を)切る。【例】じゃんぼ・かる=頭髪を・刈る。
- かれぇ[kale’(:)]
- 形 <グ>辛い。【対】あめぇ。
- かれご(借れ子)[kaleηo’]
- 名 物置や馬小屋の二階に住み込みで働く農業従事者。
- がわ(側)[gawa’]
- 名 外側、へり。
- がわり(側り)[gawali’]
- 名 →がわ
- かん[ka’n]
- 名 津軽地方独自のトランプゲーム。4人でやる「4人かん」や5人でやる「5人かん」がある。
- がんけ[ganke’]
- 名 頭が大きい人。
- かんちゃわ(寒沢)[kanchawa’]
- 名 <地名>弘前市寒沢町。弘前大学のそばに位置し、学生アパートが密集する地域。
- がんつける[ga’ntsukelu]
- 動 <他・下一>(相手に威嚇して)ガンを飛ばす、にらみつける。
- がんぶ[ga’nb]
- 名 不細工、ブス。
き
- ぎがぎがど[giηa’giηado]
- 副 ピカピカに、キラキラに。【例】ぎがぎがど・なるだげ・までぇに・みがげ=ピカピカに・なるだけ・丁寧に・磨け。
- きかねぇ[kikane’(:)]
- 形 <グ>気が強い。言うことを聞かない。【例】なんぼ・きかねぇ・わらし・だば=何て・気が強い・子・なんだろう。
- きぐ[kigu’]
- 名 尻の穴、肛門。「きぐあな」の省略形。その形状が菊の花に似ているため。
- きぐあな[kiguana’]
- 名 尻の穴、肛門。【参】けっつ=お尻、臀部。
- きしゃ[kisha’]
- 名 電車、列車。弘前では、JRを「きしゃ」、私鉄の弘南電鉄を「でんしゃ」と呼ぶ。
- きしゃ(汽車)[kisha’]
- 名 JRの列車。弘前では、JRを「汽車」、弘南電鉄(私鉄)を「電車」と呼ぶ。
- きつ(:)[kitsu’(:)]
- 形 <グ>きつい。【例】きつぅ・さが・のぼんにゃぁ・まいね=きつい・坂を・上らなければ・ならない。【対】ゆりぃ。
- ぎっくらへんき[gi’kkulahe’nki]
- 名 捻挫。
- きな[kina’]
- 名 昨日。【例】きなの・ばげ=昨日の・夜。
- きびいぃ[ki(n)bi’i(:)]
- 形 <グ>非常にうれしくて、気分が良い。
- きびちょっこ[ki(n)bicchokko’]
- 名 (急尾焼きの)急須。
- きまげぇ[kima’ge(:)]
- 形 <グ>腹が立っている。【例】きまげぐ・ねぇな=イライラし・ないか。
- きまげる[kima’gelu]
- 動 <自・下一>腹が立つ、イライラする。【派】きまげぇ(形)=腹が立つ様子。
- きみ[ki’mi]
- 名 とうもろこし。岩木山にある嶽高原はトウモロコシの産地として有名で、「だげきみ」として売られている。
- きれがだだ[kile’ηadada]
- 形動 きれいな、美しい。【例】きれがだだ・ひと・だっきゃぁ=きれいな・人・ですよねぇ。
く
- くぅすぅ[ku’(:)su(:)]
- 動 <他・五段>心配する。【例】くぅして、くぅして=心配で、心配で。
- くされほいど[kusaleho’ido]
- 名 強欲な人(「ほいど」の強形)。【同】ほいどくされ。【派】ほいど(名)=欲張りな人。
- くそも(糞も)[kuso’mo]
- 副 全く、全然。【例】くそも・おもしぇぐ・ねぇ=全然・面白く・ない。
- くだぐ[kuda’gu]
- 動 <他・五段>(お金を)細かく両替する。【例】こまぐ・くだがいねぇ=細かく・両替できない。
- くたっと[kta’(:)tto]
- 副 しんなりと。【同】くたっと。
- ぐだめぐ[gudame’g]
- 動 <他・五段>説教する。【派】ぐだめぎ(名)=ぼやき、説教。
- くたらっと[kutala’tto]
- 副 しんなりと。【同】くたらっと。【例】つかいで・まって、くたらっと・なっちゃ=疲れて・しまって、しんなりと・なっている。
- くぴた[ku(n)pita’]
- 名 (体の)首。
- くまがる[kumaga’lu]
- 動 <自・五段>(糸や髪の毛が)絡まる。【同】くまる。
- くまる[kuma’lu]
- 動 <自・五段>(糸や髪の毛が)絡まる。【同】くまがる。
- くれぇ[kule’(:)]
- 形 <グ>①黒い。【参】しれぇ=白い。②暗い。【対】あがりぃ=明るい。
- くんじゅ(九十)[kunju’(:)]
- 名 九十。
- くんでぇ[ku(n)de’]
- 形 <グ>くどい。
け
- けぇ[ke’(:)]
- 形 <グ>痒い。【例】どんず・けぇ=お尻が・かゆい。
- けす[ke’su(:)]
- 動 嘔吐する、吐く。
- けっこ(粥っこ)[ke’(k)ko’]
- 名 お粥。【例】けっこでも・くいへぇ=お粥でも・食べなさいよ。
- けっつ[kettsu’]
- 名 尻。【同】どんず。【派】けっつたぶ=臀部。
- けっつたぶ[kettsuta(n)bu’]
- 名 尻の肉の部分、臀部。【略】たぶ。
- けって[kette’]
- 副 かえって、むしろ。【例】けって・まね=かえって・駄目だ。
- げっぱ[ge’(p)pa]
- 名 ビリ。順番の最後。
- けっぱる[keppa’l]
- 動 <他・五段>頑張る。【例】けっぱった・ばって=がんばった・んだけど。
- けねぇ[kene’]
- 形 <グ>弱々しい、貧弱な。【例】けねぇ・わらし・でった=弱々しい・子供・であった。
- けねぇ[ke’ne]
- 口語 大したことがない、大丈夫だ。【参】まま・けねぇ=ご飯を・食べられない。
- けのしる[kenoshi’l]
- 名 津軽の郷土料理「けの汁」。蕗や大根などの細かい角切りを、大豆かす(ずんだ)と一緒にみそ仕立てで汁にした物。
- けやぐ[keyagu’]
- 名 友人、友達。【複】けやぐんど=友人達。
- けり[ke’li]
- 名 靴。【派】ながけり=長靴。
- ける[kelu’]
- 動 <他・下一>差し上げる。【例】あめっこ・け・じゃぁ=飴を・下・さい。
- げんだが[gendaga’]
- 名 毛虫。
- けんど[kendo’]
- 名 道路、道。【派】けんどばだ(名)
- けんどばだ[kendobada’]
- 名 道路の脇、道ばた。
こ
- こい[koi’]
- 名 ①こいつ、この人。②これ。
- こい[ko’i]
- 形 <グ>疲れた、苦痛な。【同】こえぇ。
- こえぇ[koe’(:)]
- 形 <グ>疲れた、苦痛な。【同】こい。
- ごえっと[goe’(:)tto]
- 形動 強引に奪う様子。【類】むんつけらっと。
- こごだり(此処辺り)[kogo(n)da’li]
- 名 ここらへん・【例】こごだり・だぁ、きがねぇ・なぁ=ここらへん・では、聞かない・なぁ。
- こした[kosita’]
- 連体 こんな、このような。【派】あした=あんな、そした=そんな、どした=どんな。
- ごじょっぱり[go(n)joppali]
- 名 ①強情を張る人。②「津軽剛情張り太鼓」
- ごじょわだ[go(n)jowada’]
- 名 五臓腸、腸。
- こそらっと[kosola’tto]
- 副 こっそりと。※雰囲気を強調するときは「ら」を伸ばす。
- ごそらっと[gosola’(t)to]
- 副 ごっそり、大量に。【例】ゆぎ、ごそらっと・おいでった=雪を、ごっそり・置いて行った。
- こちょ[ko’cho]
- 名 (学校の)校長。
- こっこ[kokko’]
- 名 ①(魚などの)卵。②(動物の)赤ちゃん
- こった[kotta’]
- 連体 こんな、このような。【派】あった=あんな、そった=そんな、どった=どんな。
- こっちゃ[ko’ccha]
- 副 こちらに。【例】こっちゃ・こいへ=こちらに・来なさいよ。【派】あっちゃ=あちらへ。そっちゃ=そちらへ。
- このましがる[konomasiηa’lu]
- 動 <ラ五段>羨(うらや)ましがる。
- こび[ko(n)bi’]
- 名 へばりつくのり状の物。垢。【派】こびたがれ(名)
- こびたがれ(こび集れ)[ko(n)bitaga’le]
- 名 垢のたまっている人、不潔な人。【派】こび(名)【同】あがたがれ
- こぶら[kobula’]
- 名 脹ら脛(ふくらはぎ)
- こへる[kohelu’]
- 動 <他・下一>作る。【例】いま、まま・こへる・はんで=今、ご飯を・作る・から。
- こまる[komalu’]
- 動 <他・五段>頭を下げる、お辞儀する。
- ごみなげ[gominaηe’]
- 名 ゴミを捨てること、ゴミ捨て。【派】なげる(動)=(ゴミを)捨てる。
- こめ[kome’]
- 形 <グ>細かい。性格が細かい。
- ごめ[go’me]
- 名 (鳥の)かもめ。
- こらはんど[kolahan(:)do’]
- 副 こんなに。【派】あらはんど=あれほど。そらはんど=それほど。
- こり[koli’]
- 名 氷、かき氷。【同】こりっこ。
- こりっこ[kolikko’]
- 名 氷、かき氷。【参】「こり」の上品形。
- こんき[konki’]
- 副 これだけ。【派】あんき=あれだけ、そんき=それだけ、どんき=どれだけ。
- こんくり[ko’nkuli]
- 名 コンクリート。
- ごんじゅ[gonju’]
- 名 50、50才。【派】しんじゅ=40。
- こんだ[konda’]
- 口語 こうだ、この通りだ。【派】あんだこんだ=ああだこうだ。
- こんつける[ko(n)tuke’lu]
- 動 <自・下一>(人が)臍を曲げる、(物事や物が)こじれる。
- ごんぼ[gonbo’]
- 名 ゴボウ。【音】ごんぼ=泣き虫。
- ごんぼ[gonbo’]
- 名 泣き虫。【参】「ごんぼほり」の略。
- ごんぼける[gonboke’lu]
- 動 <カ下一>→ごんぼほる。
- ごんぼほり[gonboholi’]
- 名 泣き虫。【派】ごんぼほる(名)=泣く。
- ごんぼほる[gonbo’holu]
- 動 泣きわめく。【派】ごんぼほり(名)=泣き虫。
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