うぃあ津軽衆/津軽言語学/辞典:新登録

津軽弁辞典:新登録【40語】

としょる(年寄る)[tosyo’lu]
<ラ自五>(食物が)古くなる。(人が)年をとる。
あげぇ[age’(:)]
<グ>赤い。【例】まなぐ・あげぇ・ばって、どした=目・赤い・けど、どうした。
きぃれぇ[ki(:)le’(:)]
<グ>黄色い。
しれぇ[sile’(:)]
<グ>白い。
あまけ(雨気)[amake’]
じめっとして雨が降りそうな状態。
あまけ[amake]
甘酒。
かすべ[ka’sube]
(魚の)エイ。津軽では煮付けにして食す。
おつゆ[otsu’yu]
みそ汁。【同】おづげ。
かがさる[kagasa’lu]
<ラ自五>(ペンなどが、インクが入っていて)書ける状態にある。(帳簿などに)書くこととなる。
ぼれぇ[bole’(:)]
<グ>オンボロな様子。
がめっこもぢ[gamekkomo’zi]
(お菓子「おやき」の)黄金焼き。
かんとまめ[kantoma’me]
落花生。津軽では節分で落花生をまく。
けつまめ[ketsuma’me]
空豆。
じゅうめ[ju(:)me’]
(山菜の)ぜんまい。
たのくろ[tanokulo’]
田んぼのあぜ道。
んでねぇ[nde’ne(:)]
口語 そうではない、違う!。
んだばって[nda’batte]
口語 それはそうだけれど。しかし。
んだっちゃぁ[nda’ccha:]
口語 そうだと言っていた。そうらしいよ。
んだびょん[nda’byon]
口語 そうだろうよ。【同】んだびょんせぇ。【例】んだびょん、んだびょん=そうだね、そうだね。
んだはんで[nda’hande]
口語 そうだから。だから。【例】んだはんで、しゃべった・っきゃぁ=だから、言った・じゃないか。
んだんず[n(:)da’nzu]
口語 そうなのよ。
んだんずな[nda’nzuna]
口語 そうなのかい?
んだがも[nda’gamo]
口語 そうなのかも。【例】んだがも・さねぇ・よ=そうなのかも・しれない・よ。
ようたいねぇ(用足いねぇ)[yo’:taine]
<グ>使い物にならない。役に立たない。
~やんで[yannde’]
相当する分量。【例】じぇんこ・やんで・けぇ=お金の・払った分だけ・食べろ。
やんぶ(藪)[ya(n)bu’]
深い雪藪。
もふん[mofu’n]
素っ裸。
みんず[mi’(n)zu]
(山菜の)ミズ。
きのご(茸)[kinogo’]
キノコ。
きのごとり(茸採り)[kinogotoli’]
キノコを採りに行くこと。キノコを採りに行く人。
たげのご(筍)[tagenogo’]
タケノコ。津軽では、細い「もうそう竹」のタケノコをさす。
たげのごとり(筍採り)[tagenogotoli’]
タケノコを採りに行くこと。タケノコを採りに行く人。
まぎ(巻ぎ)[magi’]
(頭の)つむじ。
ぶんど[bundo’]
(果物の)ぶどう。
にどまめ[ni(n)doma’me]
エンドウ豆。
さんじ(匙)[sa’(n)zi]
スプーン。
やすめる[yasume’lu]
<マ下一>いじめる。
ばやめぐ[bayame’gu]
目の前をうろうろする。【派】ばやばやど(形)。
しみどうふ[simido’:fu]
凍り豆腐。
あぶらめ[a(n)bulame’]
(魚の)アイナメ。

(C)2007 yootaki Allright reserved